毎年恒例の大晦日お笑い番組のひとつとなっている日テレ『ぐるナイ大晦日恒例!おもしろ荘』
無名若手芸人の登竜門としても注目度の高い番組ですよね。
2016年は721組ものオーディションから選考。1位ネルソンズ、2位鶏あえず、3位ZAZYが栄冠とチャンスを掴みました。
惜しくも栄冠を逃しました他の芸人たちも、全員面白いという当たり年だったと思います。
今回はその中で、ひときわ異彩を放っていてピン芸人脳みそ夫さんを見ていきましょう!
脳みそ夫の芸歴・プロフィール
本名:非公開
生年月日:1980年1月22日
出身:千葉県
デビュー:2006年
所属事務所:タイタン
インパクトある芸名ですよね(笑)由来は明らかになっていませんが、子供の頃から、小林よしのりさんのギャグ漫画「おぼっちゃまくん」が好きだったそうなので、その辺りのエッセンスが入っているのかもしれません。
大学卒業後は、3年くらいフラフラとその日暮らし。お笑いを目指しながらも本気になり切れない、自堕落な生活を送っていたといいます。
いくつかのコンビを結成しては解散させて、2006年頃からピン芸人としての活動をスタートさせました。ピン芸に手応えを感じたんでしょうか。
これまでのR-1ぐらんぷりには2007年、2010年に出場。2回とも2回戦敗退していますね。
また、2012年から期間限定で、伽内祥人さん(元・我人祥太)という芸人さんと『レモねぇーど』としても活動していました。
脳みそ夫はネタより「こんちわっす」が面白い?
脳みそ夫さんの芸は、その風貌からは想像できないくらい緻密に作りこまれています。
代表作の「OL聖徳太子」や「ちびっこ石油王」、おもしろ荘でも披露した「モーツアルトの給食当番」は、歴史上の人物をふんだんに取り入れて笑いが構成されています。
題材調査に何日もかけて、何百回も稽古を重ねて、改良を重ねて。そんな努力の姿が簡単に想像できるくらい完成度が高いです。
でも普段のキャラクターと、変にギャップがあるんですよね。
「こんちわっす」「できねっす」といった「〜っす」口調を、ひょうひょうとした表情で繰り返してるところのほうがウケちゃってるんですよね(笑)
とんねるずの石橋さんも明らかに気に入ってます。
おもしろ荘では、ナイナイ岡村さんからキャラについて「ホントにそれで行くの?」と質問されて「迷ってます」と答える場面もありました。
とっさに答えてましたし、きっと本音だと思います。
トオルのまとめ!
ネタの完成度は高いですから、あとはキャラクターの確立ですね。
「こんちわっす」はキャッチーですし、そのキャラを上手くネタにも取り込めると更に面白くなりそうです!