もはやお笑いの域を越えた感のあるベテランコンビ、ウンナンことウッチャンナンチャン!
1985年にコンビ結成して以降、とんねるず、ダウンダウンと並ぶ「お笑い第三世代」の中心として、テレビ、お笑い界を引っ張ってきました。
しかし、そんなウッチャンナンチャンも最近ではピンでの活動ばかり目立ち、不仲、解散といった噂まで巷で囁かれています。
今回はウンナンについて深く分析しながら、噂の真相に迫ってみました!
[目次]
ウッチャンナンチャンについて
不仲、解散といったキーワードに迫る前にまずはウッチャンナンチャンについて少しおさらいをしておきましょう。
まずはプロフィールから。
出典:http://ciatr.jp/topics/220063
- 本名:内村 光良(うちむら てるよし)
- 生年月日:1964年7月22日
- 出身地熊本県人吉市
- 学歴:横浜放送映画専門学院(現・日本映画学校)演劇科卒業(85年)
- 身長:169㎝
- 趣味:映画鑑賞
- 血液型:AB型
出典:http://www.ozmall.co.jp/entertainment/people/vol22/
- 本名:南原 清隆(なんばら きよたか)
- 生年月日:1965年2月13日
- 出身地:香川県高松市
- 学歴:横浜放送映画専門学院(現・日本映画学校)演劇科卒業(85年)
- 身長:174㎝
- 趣味:社交ダンス
- 血液型:AB型
このように二人はもともと大学の演劇科で同級生で、1985年、大学の漫才の講義で一緒に組んだのをきっかけとに、コンビを結成したそうです。ちなみにかの出川哲郎も同じ大学の同級生で二人と友達というのは有名な話ですよね。
1985年コンビ結成以降、すぐに頭角を現し、80年代後半から2000年代まで多くの大人気番組を世に放出していきました。
特に人気だった番組として、『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』、『ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャーこれができたら100万円!!』、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』等があります。
また、1989年から95年にわたり担当していた『ウッチャンナンチャンのオールナイトニッポン』も二人の軽快なやり取りから非常に人気のあるラジオ番組でした。
以上のように、これ程までの人気を誇ったウンナンはどうしてコンビでの活動をほとんどしなくなってしまったのでしょうか。
追って詳しく考えていこうと思います。
ウンナンはなぜ共演が少ないのか?
出典:http://ima-colle.jp/mypages/1097/19051
ここからはウンナンがどうしてピンでの活動に傾いてしまったのか、その本質に迫っていきます!
二人のピンでの活動内容を見ていくことで、その原因が少し垣間見えてきました。
内村光良のピンでの活動内容
まずはウッチャンこと内村光良の最近の活動内容を見てみましょう!
- 日本テレビ「スクール革命!」
- 日本テレビ 「世界の果てまでイッテQ!」
- 日本テレビ「内村てらす」
- フジテレビ「痛快TVスカッとジャパン」
- フジテレビ「優しい人なら解ける クイズやさしいね」
- NHK「LIFE!~人生に捧げるコント~」
- テレビ東京「じわじわチャップリン」
- Amazonプライム・ビデオ「内村さまぁ~ずSECOND」
- 原作・監督・脚本・主演「金メダル男」(2016年10月22日公開)
- 監督・脚本「ボクたちの交換日記」(2013年3月23日公開)
- 「ボクの妻と結婚してください。」主演(2015年5月10日 – BSプレミアム)
- 「ボクの妻と結婚してください。」主演(2014年2月27日 – 3月2日)
- 読売新聞夕刊に連載後、文庫化「金メダル男」
映画
ドラマ
舞台
著書
このように、内村はレギュラー番組7本を抱える超人気MCとして活躍する傍ら、自らの夢であった映画監督の道も着々と進んで行っています。
内村の活動内容を見て分かることとは?
内村のレギュラー番組を見てみると、ゴールデンの純粋なバラエティ番組にたくさん出演していることが分かります。
また、「イッテQ」や「内村てらす」といった番組を見れば分かるように、若手芸人の育成、プロデュースにも力を入れています。
昔やっていた「内村プロデュース」や、「爆笑レッドシアター」などを見ても、今まで若手の登竜門的役割を果たしてきた事が分かりますよね。
コントも内村を知るうえで重要なキーワードです。現在は「LIFE!~人生に捧げるコント~」、以前にも「爆笑レッドシアター」、「笑う犬」などのコント番組を継続してやってきました。
ダウンダウン松本人志と長い付き合いのある放送作家の高須光聖は「コントに懸ける姿勢が真剣な芸人を思案する際に、ダウンタウンの松本人志よりも先に浮かんだのが、唯一内村であった」と語っています。
お笑いと演技の融合であるコントは、ストーリーの中で演技をするという意味では、上京時の夢であった映画と通じるところもあり、内村にとって非常に大切で、大好きなものなのだと思います。
さらに、映画監督としても、「ピーナッツ」(2006年1月28日公開)、「ボクたちの交換日記」(2013年3月23日公開)、「金メダル男」(2016年10月22日公開)と、少しずつ作品を残してきており、それだけでなく最近では本の著作、舞台などなど、創作活動にもどんどん力を入れていっています。
昨年の映画、「金メダル男」公開前に宣伝でテレビにたくさん出まくっていたのは、事務所を上げて内村を本気で映画監督としても成功させようとしているのだなと感じる、非常に印象的な出来事でした。
ただ最近は、お笑い、創作活動と非常に忙しいせいか、疲れた姿をたびたび見せることもあり、少しは休みながらお仕事してほしいなぁと心配になりますね、、、
ここまで、内村のピンでの活動内容を振り返りながら分析してきました。
内村を考える上でのキーワードは、『バラエティー番組』、『若手育成』、『コント』、『映画監督』であるという風にまとめられると思います。
南原清隆のピンでの活動内容
続いては、ナンチャンこと南原清隆の最近の活動について、見てまいりましょう!
- 日本テレビ「ヒルナンデス!」
- テレビ朝日 「Get Sports」
- フジテレビ「超ハマる!爆笑キャラパレード」
- 「現代狂言」(2006 ‐ 2016)
狂言
このように、最近の南原の目立った活動として、情報番組の司会者、スポーツキャスターのようなものが目につきますね。
南原の活動内容を見て分かることとは?
南原のピンでの活動を見てみると、昨年4月から始まった「超ハマる!爆笑キャラパレード」以外は全て純粋なお笑いとは少し距離のあるものが多く、また帯番組「ヒルナンデス」でのイメージが強いため、若い方の中には、お笑い芸人であるということを認識さえしていない人もいるそうです。
昔から新聞の記者の仕事などもしており、もともとお笑い以外の分野にも精通しているため、お笑いとは少し離れた仕事にもたくさん取組み、また任せれているのだと思います。
さらに、南原は落語、狂言といった古典芸能にも力を注いでいます。南原の祖母が日本舞踊、父親が詩吟をしていたそうで、もともと古典芸能にも興味があったと語っています。
「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」での企画を通して、落語や狂言に触れ、番組が終了した後にも継続して落語会や狂言の舞台を開いており、狂言師の野村万蔵との狂言舞台、「現代狂言」は昨年までなんと10年間にわたって続けてきています。
つまり、南原は面白いものをどんな形であれ追及するバラエティ番組よりも、年をとるに連れて情報番組やスポーツキャスター、新聞記者など、自分の詳しい分野に関して語ることや、落語や狂言といった美しくきれいな笑いである古典芸能との馬が合い始めたのだと思います。
共演しない理由のまとめ
2人のピンでの活動が増えている原因についてまとめると、内村がコント番組やバラエティ番組等、純粋なお笑い番組の司会をたくさん務めているのに対し、南原は情報番組やスポーツ番組のようなものや、古典芸能等を志している、という方向性の違いがまず一因であり、
お互いが映画監督の仕事や古典芸能などの個人活動に年を取ってさらに力を入れているということも、ウッチャンナンチャンの共演を少なくしているもう一つの要因だと思います。
ウンナンの二人は不仲!?解散も!?
出典:http://solife-a.com/35908.html
ここまで、目指す方向性の違いから共演が無くなっているという事を知ることが出来ました。
ところが、最近のネットや芸能ニュースを見ると、ウンナン不仲、解散といったワードをよく目にします。
検索でウッチャンナンチャンと打つと関連ワードとしてすぐに出てくるほど、大きな噂となっているようです。
果たして二人は噂されているように、解散してしまうほど不仲なのでしょうか??
早速ですがその答えは、、、、、、、
無い!むしろ仲いい!
です。
二人は大学時代からの友達で、仲慎ましいことは、業界では有名な話です。
最近では、お互いの番組を楽しく見ているという事や、あまり会えていないというな事を言及したり、ネタにしたりしています。
そのような事についてお互いがよくネタにするということは、不仲でないという証拠であると言えます。
さらに、昨年公開された内村が主演、監督を務めた映画、「金メダル男」に実際のテレビ番組を使いたいということで、「ヒルナンデス」にお願いし、実現したという事もありました。
これは、実際のテレビ番組を使いたかったというよりは、相方の人気番組を使うことが面白いだろうと考えた結果だと思います。
内村は実際にこの映画の宣伝として、ヒルナンデスに出演し、昨年初めて会ったと言いながらも、息の合ったコンビ芸を久しぶりに見せてくれました。
また、今年正月にも、「新春鶴瓶大新年会2017」や「イロモネア」で共演し、ウンナン健在を印象付けていました。
このように、二人は共演が少ないだけで不仲などではなく、ましてや解散など、現時点ではほとんど可能性が無いと言い切っていいと思います。
共演が極めて少なくなってきているということと、不仲、解散といったことを、さまぁ~ずなどにいじられていることが、巷にこのような噂を流させただけ、というのが真相のようです。
ウッチャンナンチャン不仲の真相についてのまとめ
皆さんいかがだったでしょうか?
最後にもう一度今回の記事の内容についてまとめると、
お笑いや番組に関する方向性の違い、
それぞれ映画監督や古典芸能など、個人活動が増えていること
が二人の共演を少なくしている理由であり、
不仲、解散の真相については、
ただの噂!
であるだろうというものでした。
お互い個人活動や、自分の番組で忙しいかと思いますが、今後はもっとウッチャンナンチャン二人での活動も見せてもらいたいものですね!