M-1グランプリ2016では準決勝まで進出し、最近テレビへの露出を徐々に増やしているAマッソというコンビをご存じでしょうか。
村上愛(上記画像:左)さんと加納愛子さん(上記画像:右)の女性コンビです。Aマッソというコンビ名、とても独特ですよね。なぜ、そんなコンビ名にしたのでしょうか。
ということで、今回はAマッソのコンビ名の由来、女性同士ということで気になるコンビ仲、またネット上で「面白くない」「つまらない」という噂の漫才についてご紹介します。
「Aマッソ」コンビ名の由来
Aマッソ・・・それって、どういう意味!?と聞き返したくなるコンビ名ですよね。その由来が気になります。
ですが、理由は簡単!ネット時代の到来です。既に存在する言葉をコンビ名としてしまうと、ネットで検索したときに都合が悪いと考えたからだそうです。
例えば、Aマッソと同年代の若手芸人さんに、最近人気のカミナリというコンビがいますよね。今や認知度も上がってきた彼らですが、M-1の決勝に出るまでは、「カミナリ」と検索すると、気象情報がたくさん出てきたそうです。笑
そこで加納さんと村上さんは、はじめからコンビ名は造語にしようと思ったそうです。この発想は、上の世代の芸人さん達には見られないものなので、なかなかおもしろいですよね。時代を感じます。
では、なぜ「Aマッソ」になったかというと、「A」は加納愛子さんと村上愛さんのイニシャル、「マッソ」はキン肉マンのマッスルからとったそうです。Aはわかりますけど、キン肉マンって・・・彼女たちのセンスがうかがえます。笑
凄すぎるコンビ仲とお笑い愛
では、気になるコンビ仲についてご紹介します。お互いに女性ですと、いろいろな問題が起こりそうですよね。ですが、Aマッソのコンビ仲はいい・悪いを超越していました!
Aマッソのお二人は、世田谷にある10畳のアパートで共同生活をしています。・・・そんなの凄くないって?そうですよね、この程度ならよく聞く話です。何が凄いかというと、村上さんが完全に加納さんを養っているという点なんです。
ネタ作り担当の加納さんはお笑いに集中するため、アルバイトも何もやっていないそうです。お二人とも、現在は彼氏なし。それどころか、結婚・出産も考えていない。お笑いの邪魔になるからだそうです。お笑い愛が強すぎますね!
Aマッソの漫才は面白くない・つまらないって本当?
そんなお笑い愛が止まらないお二人ですが、ネット上で、Aマッソは面白くない・つまらないなどと書かれていることがあります。
結論から言うと、Aマッソは受け手を選ぶ芸風であることは、間違いありません。どう考えても、幼稚園児がマネできるようなネタではありません。笑
ネタ番組等でAマッソが紹介される際、必ずと言っていいほど出てくるのが、「エッジの効いたワードセンス」「Wボケ」という言葉です。
Wボケに関しては、笑い飯の影響です。そもそも、お二人がコンビを組んだ理由が、加納さんが笑い飯の漫才を見て憧れたから、だそうです。
また、加納さんは読書家です。そのため、ボキャブラリーが豊富、ワード選びが秀逸です。やや難しい言葉を使っている時もあります。
このことより、Aマッソの漫才は、見る側の間口が狭くなってしまっているのかもしれません。面白くない、つまらないという意見を持つ方がいらっしゃっても、仕方がないと思われます。わかる人にはわかる、といった芸風ですね。
まとめ
Aマッソのコンビ名の由来は、それぞれのイニシャルとキン肉マンから来た造語でした。また、コンビ仲に関しては、加納さんが村上さんに養われているという家族のような関係でした。
さらに、Aマッソの漫才は面白くない、つまらないのではなく、わかる人にはわかるという芸風です。2017年、もっとテレビで見れることを期待してしまいます!