最近は、ドナルド・トランプ大統領(?)のモノマネでお馴染みのレイザーラモンRGさん!今回は、RGの努力の素晴らしさについて語りたいと思います!
なぜ私がこんなにも、RGをプッシュするかといいますと・・・私たちもRGから学べることがたくさんあるからです!ということで今回は、努力の天才、レイザーラモンRGの真面目な性格・メンタルの強さ、才能、ネタ作りについてご紹介します。
[目次]
性格いい&メンタルの強いレイザーラモンRG
レイザーラモンRGは、レイザーラモンHGと「レイザーラモン」というコンビを組んでいます。なんだか、くどく聞こえますね。
- 生年月日:1974年6月8日
- 出身地:熊本県上益城郡甲佐町
- 身長:177cm
- 最終学歴:立命館大学経済学部
- 同期芸人:ヤナギブソン、バイきんぐ
何、当たり前のことを言っているんだ?とお思いでしょうか。しかし、それぞれがピンでの活動が目立っていたため、コンビであることを知らない方もいらっしゃるかもしれません。
レイザーラモンRGの性格・メンタルを語る前に、まずはレイザーラモンの歴史を振り返ります。これだけ波乱万丈なコンビも、なかなか珍しいと思います。
レイザーラモンというコンビについて
レイザーラモンは、HG(本名:住谷正樹)さんとRG(本名:出渕誠)さんとのコンビです。97年にデビューし、今年で結成20年になります。二人の出会いは、大学時代に所属していたプロレス同好会でした。お二人とも、別々の大学でしたが、交流があったそうです。
性格は二人とも真面目で、大学3年生の頃には、既に就職先が決まっていました。しかし卒業記念として、RGがHGを誘い、関西で有名な漫才コンクールに出場します。すると、なんと優勝してしまいました!これをきっかけに、二人はお笑いの世界へ飛び込みました。
HGがハードゲイキャラで大ブレイク
覚えていらっしゃいますでしょうか。今から12年前、自称・ハードゲイの黒い衣装を着た男が、毎日テレビに出続けていたことを・・・。2005年、HGがハードゲイのキャラで大ブレイクします。
子供たちまでHGのモノマネをし、社会現象となりました。当時の子供たちは、真実を知った今、何を思うのでしょうか。笑
ここで問題となってくるのは「コンビ格差」ですよね!二人の知名度の差は、天と地ほどあったと言っても、過言ではありません。
遅れてRGもブレイク!
しかし、このままでは終わらないのがRGです。HGに遅れて、RGも「あるある」やモノマネでブレイクします。
「●●のあるある言いたい~♪」と、TUBEの「あー夏休み」やBOOWYの「Marionette」などの曲にのせて歌い始めます。言いたがっているくせに、なかなか言いません。周りも「早く言えや!」とツッコミ、それを面白がります。
それまでの「あるある」ネタとは全く違うもので、とても斬新でした。
あるあるだけでなく、市川海老蔵さんやリーチ・マイケルさんのモノマネなど、独特なモノマネでも人気が出ました。
絶対に相方の悪口を言わなかったRG
ここでやっと、本題です。コンビ格差を乗り越え、かつ、自身もブレイクを果たしたレイザーラモンRG。この凄さは、尋常ではないことだと思います。片方がブレイクし、そのまま消えていったコンビを、私たちはどれほど見てきたでしょうか・・・。
HGが大ブレイクしていた当時、RGは決して相方の悪口を言わなかったそうです。本人は、他の芸人よりもHGがおもしろい!とさえ思っていたそうです。それどころか、自身をRG(リアルゲイ)と名乗り、HGに便乗しはじめます。
当初、そんなRGのことを、HGは受け止めきれなかったそうです。しかし、メンタルの強いRGは、ゲリラ的にHGの仕事についていったり、HGより先に東京に引っ越しをしてしまいます。
レイザーラモンRGは真面目で努力の天才
レイザーラモンRGから学べることは、たくさんあります。その中でも、私が尊敬しているRGの才能について、ご紹介したいと思います(^^♪
観察力の磨き方
あるあるネタを作る上で、というよりも芸人さんとして、観察力は欠かせないものだと想像できますよね。いやいや、私たちも同じです。
RGは人でも作品でも、いいところを見つける努力をしているそうです。それは相手のためでもあり、自分自身のためでもあります。人を褒めることによって、ボキャブラリーも増えます。さらには、観察眼まで磨けるという、WIN-WINな関係になれるということですね!
どんな無茶ぶりにも全力で応える
RGは、先輩や関係者だけではなく、見ず知らずの酔っぱらいの無茶ぶりにも、全力で応えるそうです。それには、どんな体験も何かに結びつくかもしれない、この場を与えてもらってありがたい、という考え方が根底にあるそうです。
どんな逆境も、自分を成長させてくれる機会と捉え、感謝する―。この手のことは、ビジネス書などにも書かれていることですが、なぜかRGから聞くと説得力があります。本当に努力の天才ですね。
自分が属している場所を誇れるという才能
RGは小さい頃から、自分の所属している場所を誇りたいという気持ちを持っていたそうです。出身地の熊本、育った愛媛、バイト先のラーメン屋、吉本新喜劇などなど、です。
自分がいる場所は素晴らしく、他人からダサいと思われたくなかったというのが、理由だそうです。そのためには一生懸命、努力をする。その結果、所属する団体・職場の空気が良くなり、自分も働くやすくなるということです。
これは、できる人は卒なくできる一方で、できない人にとってはなかなか難しいことだと、個人的に思います。もはや、これは才能だといえます。
ものまねネタ量産法とは
RGといえば、「あるある」とともに時事ネタのモノマネが得意ですよね。そして、誰とも被らないネタをやっているイメージです。
これには、RGが話題になった人物は、すぐにネタにしてリリースするという姿勢が貫かれている結果だと思います。トランプのモノマネは、大統領就任以前、まだ当選するかわからない時からやっていましたよね。
これだ!と思ったものは、すぐにやるという仕事の基本的姿勢の大切さを、RGを見ていると特に感じます。しかも、そのモノマネには悪意がないのもすごいと思います。
まとめ
レイザーラモンRGの素晴らしさが、少しでも伝わりましたでしょうか。RGには才能があるだけでなく、努力の天才でもありました。大ブレイクした相方の悪口を言わない性格の良さ・メンタルの強さ、そしてネタを作る(=仕事)スピードは、本当に見習いたいところです。
最近のレイザーラモンは、それぞれピンとしての活動だけでなく、コンビで漫才やコントをする機会も増えてきました。紆余曲折あったコンビですが、これからも二人三脚で頑張っていってほしいですね!