この方は、もはや説明不要ではないでしょうか?笑いのカリスマであり続ける松本人志さん!
デビュー以来、ずっとお笑いの第一線で活躍されています。彼に影響を受けていない若手芸人はいない、とまで言われた存在です。松本さんに認められることは、芸人さんたちの誇りになっています。
そんな生ける伝説、松本人志さんはこれまでに数々の格言・名言を残しています。今回は、松本さんの心に刺さる言葉たちをまとめていきます!
松本人志の心に刺さる名言・格言
松本さんの芸風は「シュール」と言われています。私なんて、「シュール」という言葉の意味を松本人志さんで知ったくらいです。笑
その才能は漫才だけでなく、大喜利などでも遺憾なく発揮されています。一般人の私たちには、盲点すぎるところをついてきますよね!
そんな松本人志さんですが、一時は世の中が自分の笑いに追いついてこれず、悩んだことさえあったとか・・・何とも贅沢な悩みです。それでは、松本さんの笑いの哲学が詰まった格言・名言をまとめていきましょう!
ADが前説で観客に「あまり面白くなくても
出来るだけ笑ってあげてくださいね〜
と言ったのにブチ切れ。笑ってくださいねータレントでもなければ
笑われタレントでもない
笑わせタレントなのだ!
(引用元:松本人志『遺書』)
芸人はサラリーマンではい。(上司に媚を売るのではなく、自分が社長だと思え)
(引用元:松本人志『遺書』)
確かにファンは少ないより多いほうがいい。でもそいつらに踊らされないようにしなくてはならない。頭の悪い客を無理して笑わすこともないし、こうすればもっとファンが増えるかもしれないとか、こんなことをすればファンが減るかもしれないなどと考えるようになったら終わりである。
(引用元:松本人志『遺書』)
これらは、芸人としてのプライドや責任観が伝わってきますね!
ある野球選手が病気と戦っているファンのために、ホームランをプレゼントしたという話があったが、ああいうのも俺はどうかと思う。俺に言わせればそんなもん、ぜんぜん美談じゃない。打たれたピッチャーにも病気のファンはきっといたはずだから。
(引用元:松本人志『遺書』)
浜田「残さず食べ!アフリカの子供等は食べたくても食べられへんねんで!」
松本「アホ!その子らも腹いっぱいになったら残すわ!」
いわゆる「普通」の人間の常識というものを打ち破る発想ですよね。おもしろいと同時に、ハッとさせられます。ふざけながらも、的を射ているのが凄すぎますΣ(・ω・ノ)ノ!
松本人志「笑いの哲学」ができるまで
- 生年月日:1963年9月8日
- 身長/体重:172cm / 56kg
- 血液型:B型
- 出身地:兵庫県 尼崎市
- 趣味:ビリヤード
- 1982年 NSC大阪校 1期生
松本さんは小学校・中学校の同級生である浜田雅功さんとともに、吉本興業の養成所、NSCの第1期生として入学します。実は初めから「ダウンタウン」というコンビ名ではなく、当初は「まさし・ひとし」や「ライト兄弟」という名前を使って活動していました。
ダウンタウンに改名後、舞台やテレビ番組に多数出演し、深夜のコント番組『夢で逢えたら』で東京に進出します。その後、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』や伝説のコント番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』などが始まり、人気は絶頂に!
他にも、お笑い芸人としての活動のみならず、作家や映画監督、最近では「ワイドナショー」でコメンテーターとしても活躍されています。
プライベートでは、かつては独身貴族のイメージがあった松本さんですが、2009年に元タレントの伊原凛さんとご結婚され、現在は娘さんが一人いらっしゃいます。
あの頃はかっこよかったけど・・・今となっては矛盾した言葉も?
1994年に発売された松本さんの著書『遺書』は、人気絶頂期というと失礼かもしれませんが、松本さんが若くて、尖っていた頃に書かれたエッセイです。その中でも、数々の名言・格言が残されています。
しかし、発売されたのは20年以上も前なので、当時書かれた内容と現在の松本さんの間には矛盾が生じています。さらには、その矛盾を「水曜日のダウンタウン」で本人がイジられるという事態に!笑
矛盾なんてある意味、当たり前ですよね。20年も経てば、人間は成長し、置かれる状況も変わりますから。
それでは、まとめていきます!松本人志の若さがみなぎっていますよ!
コメディアンという肩書で、歌をうたったり、ドラマに出たりするのは、オレは違うと思う(これは、相方の浜田にもいえることだ)。それで評価を得ても、コメディアンとして、なんの意味もない。
(引用元:松本人志『遺書』)
カッコいいですね!芸人一本でやってく、という覚悟が感じられます。
しかし2000年には、中居さんとTBSドラマ『伝説の教師』で共演しています。毎回、中居くんとのアドリブのような部分があって、そこが非常におもしろかったと記憶しています!この数年の間に、何があったのでしょうか。
その翌年には、『明日があるさ』という吉本興業所属の人気芸人さんたちが出演したドラマにも出演されています。
似たパターンとしては、
映画は撮りません
(引用元:松本人志『遺書』)
とも書かれています。理由は、「お笑いと違って面白くない」からだそうです。松本さんは2007年以降、『大日本人』『しんぼる』など、次々にメガホンを取ることになります。
40になったら衰えると思うので引退する
(引用元:松本人志『遺書』)
この「去り際の美学」といいましょうか、デキる男性がこういうことを言うのって本当に素敵ですよね。いやしかし、現在50歳を過ぎた松本人志さん、まだ現役を続けてらっしゃいますけど!
のちに松本さんは、40歳を過ぎても引退しなかった理由として、「思ったよりうまくいかなかったから」とおっしゃっています。今でもあんなに冠番組を持っているのに、うまくいかなかっただなんて。笑
ほんまに君に金髪が必要なら金髪に生まれてきてるはずや。
(引用元:松本人志『遺書』)
特にこの発言、今やツッコまずにはいられません!笑
全体的に尖っていますね。これが90年代のダウンタウンです!眩しい!!
まさか20年後、本の内容をイジられることになるとは、誰よりも松本さんご本人が想像できなかったことでしょう。イジらせてくれたことに、「あの松本人志も丸くなったな」と思った方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
まとめ
松本人志さんの名言・格言は、「芸人」としてのプロ意識や、凡人にはできない発想が詰まっています!若い時に残した言葉の中には、尖っていたり、今となっては矛盾しているものもあります。
しかし、過去のそれらの言葉を否定しない、現在の松本人志さんの人間としての器の大きさを知ることもできるのではないでしょうか♪