ここに来てくださいましたあなたは「千鳥」を知っていますよね?
千鳥は岡山県出身の漫才コンビで、千鳥大悟は第五期NSCの試験で、試験官にからんで不合格になったほどの強者です。相方のノブはシャープの営業マンからお笑いに転職?した変わり種のお笑い芸人です。
2000年に結成し、同期はあの「笑い飯」で、4人で大悟の部屋で暮らしていたそうです。
その頃はほぼ合宿のようにお笑いのトレーニングをしていたことから、まるで「少林寺」のような生活だと大悟がいうほどです。
今回は私の大好きな千鳥が漫才やロケは面白いのに、東京でなぜ評価されないのかを考えていきたいと思います。
これより「千鳥のダメだし」のように書きますが、私としては「千鳥の魅力」としてとらえています。それを踏まえてお読みください。
千鳥の東京進出で評価されない3つの理由
出典:http://search.yoshimoto.co.jp/talent_prf/?id=098
- 【生年月日】1980年3月25日
- 【出身地】岡山県北木島
- 【趣 味】酒
- 【特 技】素潜り
- 【血 液 型】B型
- 【身 長】170㎝
【右】ノブ
- 【生年月日】1979年12月30日
- 【出身地】岡山県後月群
- 【趣 味】釣り
- 【特 技】サッカー
- 【血 液 型】A型
- 【身 長】179㎝
- 【事務所】 ヨシモトクリエイティブエイジェンシー
- 【出身】NSC大阪21期
- 【同 期】 笑い飯 鳥居みゆき NonStyle オードリー
千鳥の東京進出でいまいち評価されない理由を、個人的に以下の理由があると考えました。
- 終わらせ屋本舗とアメトークで宮迫になじられるほどの短期間での冠番組終了実績
- ノブの爆笑ヒットパレード2013の大遅刻をはじめとされるやらかしの数々
- とにかく癖が強い天才的とも評価されるな大悟のネタの数々
それでは、それぞれを詳しく検証していきましょう!
面白いのに冠番組終了
千鳥は2013年「ピカルの定理」をきっかけに東京進出するも、1年半ほどで番組が終了。
その後4つの冠番組をもつものの1年ほどで終了となっていることから、ゲスト出演したアメトークでMCの宮迫に「終わらせ屋本舗」といじられたことがあるほどです。
「不運」として片づけるか、本人たちの「実力」とするのかは置いておいて東京での評価が低い理由として、「露出が少ないための知名度の低さ」が原因の一つとしてあげられるのではないかと思います。
ノブの数々のロケやらかし
出典:http://7japanmovie.info/
ノブは爆笑ヒットパレード2013で寝坊が原因の大遅刻をやらかしています。
大悟に「キャラ的には遅刻するのはわしの方じゃー」などとフォローを入れられていましたが、本人は終始青ざめていて面白いことを言える雰囲気ではありませんでした。
ノブのやらかしは、これだけにとどまりません。
ノブの持<ち芸の「大わき毛」が、共演の女性アイドルからドン引きされるなどちょいちょいやらかしているようです。相方の大悟からも「プチ整形」や「永久脱毛」などとして不審な行動も公表されています。
一見まじめキャラのノブのこういった行動が、東京での評価が低い理由1つでしょう。(私はノブのこういうところが大好きです。)
漫才ネタの癖が強すぎる
出典:http://natalie.mu/owarai/gallery/show/news_id/106206/image_id/242831
千鳥の漫才のネタを書くのは大悟です。個性的なフレーズと、強烈なキャラクターでTHE MANZAI2011年は3位、2012年、2013年は2位という好成績を収めています。
2014年2015年はTHE MANZAIへのエントリーはしていないようですが、ビートたけしからも大絶賛を受けるほどです。
そんな大悟のネタの中で私も大好きな「シンプルに口がくさい」というネタがありますが、現在東京進出での評価が低いために封印しているそうです。
大阪で、千鳥の代名詞のようなネタですが、東京で激スベリするそうです。
東京の千鳥を好きなお客さんからも東京進出でいまいち評価されない理由として「大阪で受けるネタをドヤ顔でそのままやるのはダメ」と指摘される場面もありました。
まとめ
千鳥はロケも上手で、漫才も上手です。もっと売れてほしいと思いますが、冠番組をたくさん持ってしまうと「ネタ」を見る機会が激減してしまうし、ロケも少なくなるので私個人としては寂しいです。
これからも大衆に媚びることのない癖の強い面白いネタを期待しています。
コメント
普通におもんない
大阪と東京と考えるからみんな失敗するんだよ。
東京じゃなくて、全国なんだよ。東京に来たんじゃなくて、キー局の地元に来たってとらえなきゃ。全国のいろんな人達のニーズに応えるのが、成功のポイントでしょ。
大阪は笑いに厳しいっていうけど、笑いに興味がある人が多いってことは、笑いに優しいとも言えるでしょ。
だから、受け手のことをあまり考えずにガンガンやっても受けたりしてたのが、いろんなことを考えなきゃ受けなくなって来るのは当然のこと。
ネタ番組なら、笑いを求めてチャンネルを合わせる人たちが相手だから、勝負になる可能性は非常に高いけど、ネタ番組は減る一方だから。
バラエティーが求めているのは、お笑い芸人じゃなくてお笑いタレントだから。頭の切れるMCの掌の上で流れを壊さないように楽しい笑いを提供できるスキルが必要なんでしょ。ビビる大木が重宝されて、ぐっさんが東京で使われないのはそこの違いでしょ。器用貧乏っていうか。どうしても自分はこんなことだってできるんですよっていう小賢しさが滲み出て来ちゃうんだな。画面に。個人的にはぐっさんは絶対いい人だとは思うけど、流れには乗っていかれないかな。
いじられることにプライドを傷つけられず、笑いがとれた、って構えてられる心持ちでないとむずかしいと思うんだけど。
因みに、千鳥は上手にこなしてると思うけどな。いじられることで、人のよさが視聴者に伝わってきているから、人気が出て来てるんだと思うよ。
同じネタをやっても、嫌いな人のネタは聞く耳持たないから面白いと思わないけど、心を許してる人のネタは面白く感じるでしょ。
よく尖ってる芸人が自分のスタイルを曲げないなんていってるけど、そんなのネタでやり通せばいいこと。舞台で頑張ればいい。それでも飯は食える。
ただ、テレビで面白いと思って劇場に足を運ん時に、ネタで大爆笑させられたら、ほんとにすごい人だと思うよね。