今回は、人気お笑い芸人・矢作兼さんの人柄やコミュ力について掘り下げます。
1995年に小木博明さんとお笑いコンビ「おぎやはぎ」を結成し、プロダクション人力舎に所属。2001年のM-1グランプリ決勝に東京勢では矢作さん等だけが残るという!
独特な漫才を披露して全国的に人気が出ていき、今では多くのレギュラー番組を持っています。矢作兼さんは、第一線で活動するお笑いコンビのツッコミです!
矢作兼の達人的コミュ力の高さ
矢作兼(やはぎけん)
ニックネーム:兼ちゃん
生年月日:1971年9月11日
出身:東京都豊島区(出生地は山梨県)
血液型:A型
身長:170cm
相方:小木博明(おぎひろあき)
所属事務所:プロダクション人力舎
矢作兼さんは数多くのツッコミ芸人の中でどうやって目立ったかというと、激しいツッコミではなく冷静な言葉のみのツッコミを得意として、他のツッコミ芸人との違いを見せ目立つという策略を立てました。ツッコミとはボケた人を叩いたり、大きな声を出してツッコミを入れたりと、激しいイメージが普通ですが、それを矢作さんが壊したんです!
矢作さんはツッコミというより「訂正」というあえて優しくツッコミを入れるという新しいやり方を作りました。今現在、多くの芸人が激しいツッコミではなく、言葉だけの冷静なツッコミをやっている人が多いのですが、それは矢作さんに憧れて芸人になっている人がたくさんいるからという説があるほどです。
どんな人に対しても焦らず会話するので、話した相手が心を開く場合が多いのが矢作さんの持ち味です。矢作さんが冠番組のMCの時、全体への話の回し方がコミュ力を表していて、矢作兼という人間のセンスの高さを表しています。
本来、お笑い芸人は笑いをとるのが仕事なので、芸人が話を回していくときはガチガチに笑いのネタをフッてくるので、芸人以外の出演者だと答えが難しいときがあります。そうなると、出演者が緊張して話せなくなってしまい番組自体がつまらなくなってしまう原因になりますよね。
ですが矢作さんのMCのときの話の回し方は、まるで友人とファミレスで話してるかのようなフリ方をするので、出演者は話しやすく自然と面白い番組が生まれるみたいです!
矢作さんは笑いをガツガツ求めているようなフリがないので気楽に話しやすく、出演者に対しても「面白いことを言ってもOK」「言わなくてもOK」という、どちらでも大丈夫な空気を作るのが非常に上手いです!
撮影現場は楽しくピリピリしないのが矢作さんの特徴ですし、このやり方を日常でも使うので、人力舎内の芸人は矢作さんを中心に仲が良く、矢作さんの周りには人が集まりやすいという好循環を生んでいるようです。人たらしと呼ばれる、矢作さんのコミュ力の高さがなせる技ですね!
矢作兼の人柄は人類を救う?
矢作兼さんはとても人柄が素晴らしいのが特徴です。コミュ力で多くの人と関わりその器用さが凄いだけではなく、その関わった人と疎遠になったり、嫌われたりなども滅多にないそうです。矢作兼という人間としての人柄の良さは一部でこう呼ばれているそうです。
仏レベル
さすがですね!若手芸人の相談を受けるときも相手の話をよく聞いて、それを冷静に分析し答える。本当に頼りになる先輩です(世界中の上司がこうだったらいいのに…) 情に任せて話したり怒ったりしないので、聞きやすく説得力のある言葉になるので、尊敬できる人柄ですね。
番組でも話していない出演者がいれば、その人が目立つように上手くやりくりして楽しませたり、出演者が何かやらかした場合のフォローも忘れない優しい心を持っています。もしかすると矢作さんなら、コミュ力の高さと人柄の良さで、世界から戦争が無くなるかもしれない。なんてことを想像させるくらいの人物です(笑)
今回のまとめ!
矢作兼という男はガツガツしないお笑い芸人のパイオニアであり、その芸風に多くの視聴者や芸人仲間が魅了されています。
ツッコミではなく訂正という新しい漫才を作り、後輩芸人たちの道筋を切り開き、かつ、相方の小木博明さんとのコンビプレーも抜群。矢作さんたちの番組ならと、安心して視聴できます。圧倒的なコミュ力でお笑い界の頂点を取りにいくが、そうした姿勢を見せないのが、矢作兼という男であり、生き様であるカッコ良さです!
こんなにも器用な芸人は他にいないし、こんなにも器用なのになぜ40歳を過ぎても独身なのかという謎な部分を持っていることも、人々の関心をひきつけます。
芸人としての才能は抜群で人たらしたる矢作さんが、これからのお笑い界を背負う人物になっていくのは間違いなさそうです!